veroki’s diary

東大院生活の備忘録。

8日目

今日はゼミで発表があった。卒論の内容だ。

さて、昨日言われた議論はなんと白熱することがなかった(笑)。

出た質問は二つ。

1.ほかの時代でも普遍的に深海堆積物から陸上植物は出るのか?

2.陸上植物の算出は低酸素水塊を反映しているのであれば、岩相との整合性はどうつけるのか?

 

1.は「ほかのチャートでもやってみたところ同様のものが出たので、可能性はあると思います。」

2.は「底生生物の活動は低くなっていたので貧酸素ではあったので、退席後に保存されやすくなった。ただし、無酸素まではいかなかった。」

といった回答をした。

 

先生からのコメントでは、

「ほかのチャートは同様の無酸素事変が起こって、今回見つかったやつと同様の環境の可能性がある。」

「無酸素だから残るのではなさそう、むしろ寄与が増加したから。」

とのこと。

 

研究比較したところの把握まではできていなかったので反省。しっかりと理解できるように。

発表としてはコメントはほとんどが「わかりやすかった」だったのでよかった気がする。

個人的に、時代比較の話をする際には岩相の結果も示したほうがよかったとおもった。